家族の健康物語 Family Health Lab <歯と口の健康>編 supported by 弘前大学 COI / (公財)ライオン歯科衛生研究所 Benesse 今日を愛するLION家族の健康物語 Family Health Lab <歯と口の健康>編 supported by 弘前大学 COI / (公財)ライオン歯科衛生研究所 Benesse 今日を愛するLION

<人生=100年時代>に、大注目の口の健康

<人生=100年時代>に生きる私たち。口の状態や歯の本数が、その人の健康に大きな影響を及ぼす可能性があることが分かってきました。
歯の数が少ない高齢者は、歯が20本以上残っている高齢者に比べて、認知症の発生リスクや転倒リスクが高まる…という研究結果も。

歯は、一度失うと二度と戻ってきません。

むし歯や歯周病で歯を失うことなく、
しっかり噛んで、おいしく食べること=100歳まで元気に生きるための秘訣なのかも!

人間と歯は、一生のおつきあい

あなたは、歯のことをどのくらい知っていますか?歯はいつ生まれて、どんな風に育っていくのでしょうか?

まずは、自分の年代をクリック! 家族のところなど、興味がある年代も確認してみよう!

ママのお腹の中

生後8か月くらいにならないと歯は生えてこないのに…歯の元になる乳歯の芽は、
妊娠6週目から作られている!

<ココがポイント>

妊娠中は口の中にも変化があって、むし歯や口内炎などになりやすい

  • *きちんと歯みがきしてむし歯を予防
  • *定期的に歯医者さんで口の中をチェックしてもらう
  • *カルシウムは意識してとる
  • *食事はよくかんで、バランスよく食べる
お母さんのお腹の中

生後8か月くらいにならないと歯は生えてこないのに…歯の元になる乳歯の芽は、
妊娠6週目から作られている!

<ココがポイント>

妊娠中は口の中にも変化があって、むし歯や口内炎などになりやすい

  • *きちんと歯みがきしてむし歯を予防
  • *定期的に歯医者さんで口の中をチェックしてもらう
  • *カルシウムは意識してとる
  • *食事はよくかんで、バランスよく食べる
乳児~幼児

8か月頃には、下の歯が生えてくる

<ココがポイント>

  • *乳歯が生え始めたら、歯みがきのスタート
  • *赤ちゃん用の歯ブラシやガーゼで歯に優しく触れて、歯みがきに慣れるようにしてあげて

3歳頃に乳歯が生えそろう

<ココがポイント>

  • *上の前歯や、奥歯のかみ合わせ部分はむし歯になりやすいので注意
  • *スプーンが持てるようになったら、自分みがきのスタート。(保護者も必ず見守る)
  • *「食べたらみがく」を習慣に
  • *夜は必ず「仕上げみがき」を

<仕上げみがき…ココに注意!>

  • *上唇小帯に歯ブラシが当たると痛いので、指の腹で押えながらみがく
乳児~幼児

8か月頃には、下の歯が生えてくる

<ココがポイント>

  • *乳歯が生え始めたら、歯みがきのスタート
  • *赤ちゃん用の歯ブラシやガーゼで歯に優しく触れて、歯みがきに慣れるようにしてあげて

3歳頃に乳歯が生えそろう

<ココがポイント>

  • *上の前歯や、奥歯のかみ合わせ部分はむし歯になりやすいので注意
  • *スプーンが持てるようになったら、自分みがきのスタート。(保護者も必ず見守る)
  • *「食べたらみがく」を習慣に
  • *夜は必ず「仕上げみがき」を

<仕上げみがき…ココに注意!>

  • *上唇小帯に歯ブラシが当たると痛いので、指の腹で押えながらみがく
小学校 低学年~中学年

6歳頃から乳歯が抜け始め、永久歯が生え始める時期

<ココがポイント>

  • *まずは、丈夫な歯を作るために、好き嫌いなく、よく噛んで食べることを習慣に
  • *9歳くらいまでは、保護者が「仕上げみがき」をしてあげる
小学校 低学年~中学年

6歳頃から乳歯が抜け始め、永久歯が生え始める時期

<ココがポイント>

  • *まずは、丈夫な歯を作るために、好き嫌いなく、よく噛んで食べることを習慣に
  • *9歳くらいまでは、保護者が「仕上げみがき」をしてあげる
小学校 高学年

永久歯が生えそろう時期

この時期にしっかりと歯みがき習慣を作ることでずっと元気な歯で過ごせるか決まる

<ココがポイント>

  • *歯みがきの大切さを理解する
  • *毎日の歯みがき習慣を定着させる
  • *スポーツや運動で、歯や口を傷つけないよう注意する
小学校 高学年

永久歯が生えそろう時期

この時期にしっかりと歯みがき習慣を作ることでずっと元気な歯で過ごせるか決まる

<ココがポイント>

  • *歯みがきの大切さを理解する
  • *毎日の歯みがき習慣を定着させる
  • *スポーツや運動で、歯や口を傷つけないよう注意する
中学生~高校生

学校の勉強や部活動、友だち関係など、生活の変化が大きい時期

むし歯や歯肉炎が増加する時期だが、思春期を迎えて<見た目>の方が気になる

<ココがポイント>

  • *まずは、規則正しい生活習慣を
  • *印象を良くするためにも、口のケアが大切なことを理解する
  • *デンタルフロス、デンタルリンスなどの予防用品を使う
  • *受験期など、夜食を食べた後は必ず歯を磨く
中学生~高校生

学校の勉強や部活動、友だち関係など、生活の変化が大きい時期

むし歯や歯肉炎が増加する時期だが、思春期を迎えて<見た目>の方が気になる

<ココがポイント>

  • *まずは、規則正しい生活習慣を
  • *印象を良くするためにも、口のケアが大切なことを理解する
  • *デンタルフロス、デンタルリンスなどの予防用品を使う
  • *受験期など、夜食を食べた後は必ず歯を磨く
成人期~壮年期

仕事や子育てで忙しい時期=歯みがきなどの生活習慣がおざなりになりがち

年齢を重ねていくと、歯を失う原因は歯周病が増える

<ココがポイント>

  • *歯ブラシ以外にデンタルフロスや歯間ブラシも使う
  • *口の中をしっかり観察して、適切なケアを心がける
  • *将来のために、フレイル(*)の予防もスタート
  • *フレイルとは?
    フレイルとは、加齢による筋肉減少や認知機能、気力の衰えなど、生活機能が衰えた状態のこと。口の中の状態もフレイルの進行に影響をおよぼすと言われている。

成人期~壮年期

仕事や子育てで忙しい時期=歯みがきなどの生活習慣がおざなりになりがち

年齢を重ねていくと、歯を失う原因は歯周病が増える

<ココがポイント>

  • *歯ブラシ以外にデンタルフロスや歯間ブラシも使う
  • *口の中をしっかり観察して、適切なケアを心がける
  • *将来のために、フレイル(*)の予防もスタート
  • *フレイルとは?
    フレイルとは、加齢による筋肉減少や認知機能、気力の衰えなど、生活機能が衰えた状態のこと。口の中の状態もフレイルの進行に影響をおよぼすと言われている。
高齢期

口の健康だけでなく、機能の維持も難しくなる時期

口の中を清潔に保ち、積極的に噛んだり、飲み込んだり、口の運動をして口腔機能を保つことが大切

<ココがポイント>

  • *歯みがきの他に、口腔機能の維持・増進のためのトレーニングを行う
  • *歯は抜けたままにしないで、入れ歯などで自分で噛めるようにすることが大切
高齢期

口の健康だけでなく、機能の維持も難しくなる時期

口の中を清潔に保ち、積極的に噛んだり、飲み込んだり、口の運動をして口腔機能を保つことが大切

<ココがポイント>

  • *歯みがきの他に、口腔機能の維持・増進のためのトレーニングを行う
  • *歯は抜けたままにしないで、入れ歯などで自分で噛めるようにすることが大切

中学生以降は要注意!

2016(平成28)年度の「学校保健統計調査」によると、「むし歯」のある者(処置完了者を含む)の割合は、小学校が48.9%、中学校が37.5%、高校が49.2%となっていて、むし歯のある子どもの割合が90%を超えていた1970年代と比べると雲泥の差。

むし歯に関する保護者の意識が格段に向上した結果だと考えられますが…油断は禁物。

部活動や勉強で忙しくなり、友人関係も広がって生活習慣が乱れがちになる中学生以降は要注意です。

歯は失うと二度と戻ってきません。

食後の歯みがきをしっかり行い、定期的に歯医者さんに行く…という習慣を続けていきましょう!