<人生=100年時代>に生きる私たち。口の状態や歯の本数が、その人の健康に大きな影響を及ぼす可能性があることが分かってきました。
歯の数が少ない高齢者は、歯が20本以上残っている高齢者に比べて、認知症の発生リスクや転倒リスクが高まる…という研究結果も。
むし歯や歯周病で歯を失うことなく、
しっかり噛んで、おいしく食べること=100歳まで元気に生きるための秘訣なのかも!
あなたは、歯のことをどのくらい知っていますか?歯はいつ生まれて、どんな風に育っていくのでしょうか?
妊娠中は口の中にも変化があって、むし歯や口内炎などになりやすい
この時期にしっかりと歯みがき習慣を作ることでずっと元気な歯で過ごせるか決まる
むし歯や歯肉炎が増加する時期だが、思春期を迎えて<見た目>の方が気になる
年齢を重ねていくと、歯を失う原因は歯周病が増える
口の中を清潔に保ち、積極的に噛んだり、飲み込んだり、口の運動をして口腔機能を保つことが大切
2016(平成28)年度の「学校保健統計調査」によると、「むし歯」のある者(処置完了者を含む)の割合は、小学校が48.9%、中学校が37.5%、高校が49.2%となっていて、むし歯のある子どもの割合が90%を超えていた1970年代と比べると雲泥の差。
むし歯に関する保護者の意識が格段に向上した結果だと考えられますが…油断は禁物。
部活動や勉強で忙しくなり、友人関係も広がって生活習慣が乱れがちになる中学生以降は要注意です。
歯は失うと二度と戻ってきません。
食後の歯みがきをしっかり行い、定期的に歯医者さんに行く…という習慣を続けていきましょう!